放課後等デイサービスの個別支援計画を2026年版で解説。健康・生活など5領域、本人支援・家族支援・移行支援・地域支援/地域連携、6か月に1回以上の見直し、作成プロセスを整理します。
個別支援計画は、放課後等デイサービスの支援と請求の土台になる書類です。
現在は、本人支援について「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域とのつながりを踏まえることが重要です。
個別支援計画の基本的な流れ
- 本人・家族の意向を確認する
- アセスメントを行う
- 支援ニーズを整理する
- 個別支援計画原案を作る
- 関係職員で会議を行う
- 本人・保護者へ説明し同意を得る
- 計画に基づいて支援する
- モニタリングし、必要に応じて見直す
本人支援の5領域
- 健康・生活
- 運動・感覚
- 認知・行動
- 言語・コミュニケーション
- 人間関係・社会性
5領域を「5個の別々の目標」にする必要はありません。一つの支援目標が複数領域にまたがることもあります。本人支援全体として5領域との関連性が分かるようにします。
4つの支援を意識する
- 本人支援:本人の発達・生活上の課題への直接支援
- 家族支援:保護者・きょうだい等への相談援助
- 移行支援:学校、進学、就労等を見据えた移行
- 地域支援・地域連携:学校、相談支援、医療等との連携
目標は「できるようになる」だけにしない
抽象的な目標では、支援の評価ができません。「どのような場面で」「どの程度」「どんな支援があれば」達成と考えるのかを具体化します。
6か月に1回以上見直す
こども家庭庁ガイドラインでは、個別支援計画は6か月に1回以上の見直しが求められています。そのため達成時期も最長6か月後を一つの目安として設定し、必要なら1~3か月の短期目標も置きます。
加算と個別支援計画をつなげる
専門的支援、家族支援、延長支援、強度行動障害児支援等では、個別支援計画との整合性が重要です。加算ごとに別々の書類を作るのではなく、「本人の支援目標→必要な支援→加算要件」がつながる状態を目指します。
運営指導で見られやすいポイント
- アセスメント日と計画作成日の順序
- 保護者説明・同意の記録
- 支援開始日との整合
- 会議記録
- モニタリング期限
- 日々の支援記録との一致
関連ガイド:放課後等デイサービスの人員基準・運営ガイド
まとめ
個別支援計画は「監査用の書類」ではなく、職員全員が同じ方向で支援するための設計図です。5領域を形式的に埋めるのではなく、アセスメントから一貫した計画にします。
一次情報
くま先生のひとこと
制度だけを見ると難しそうですが、実務ではひとつずつ整理すれば大丈夫です。
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