この記事の要点
放課後等デイサービスの自己評価・保護者評価を2026年版で解説。年1回以上の評価、全従業者での分析、保護者へのフィードバック、公表、未公表時の所定単位数85%算定を整理します。
この記事の更新方針:制度・報酬・人員基準など変更される情報は、公的な一次情報を確認しながら更新します。自治体によって取扱いが異なる場合があります。
放課後等デイサービスでは、おおむね1年に1回以上、事業所全体の自己評価と保護者評価を行い、その結果を公表する必要があります。
単にアンケートを回収して「はい・いいえ」を集計するだけではありません。
自己評価の基本的な流れ
- 従業者による自己評価
- 保護者等による評価
- 事業所全体で結果を分析
- 強み・弱み、改善課題を整理
- 改善策を決める
- 結果を公表し、保護者等へフィードバック
- 日々の支援へ反映する
「集計結果だけ公表」では足りない
こども家庭庁ガイドラインでは、自己評価は単なる点数集計ではなく、全従業者で共通理解を作り、事業所の強み・弱みを分析し、改善へつなげることが重要とされています。
参考様式は最新版を使う
こども家庭庁は放課後等デイサービス自己評価・保護者評価の参考様式を公開しており、2026年4月にも掲載資料が更新されています。
毎年、前年のExcelをそのままコピーするのではなく、最新版を確認しましょう。
未公表の場合は減算
自己評価結果等を公表していない場合、所定単位数を85%で算定する自己評価結果等未公表減算の対象となります。
金額への影響が大きいため、評価実施日、公表日、公表場所を管理表で管理するのがおすすめです。
ホームページには何を載せる?
- 保護者評価の結果
- 従業者評価・事業所全体の自己評価
- 事業所の強み
- 改善すべき課題
- 今後の改善方針
個人が特定できる自由記述等をそのまま公開しないよう、個人情報にも注意します。
まとめ
自己評価は「年1回の宿題」ではなく、運営改善のPDCAとして使うと意味があります。評価→分析→改善→公表を1セットとして年間予定に組み込みましょう。
一次情報
くま先生のひとこと
制度だけを見ると難しそうですが、実務ではひとつずつ整理すれば大丈夫です。
NEED A SECOND OPINION?
自社の場合どうなるか、整理したい方へ。
開業・運営・会計・業務改善など、記事だけでは判断しにくい論点を相談できます。