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【2026年版】放課後等デイサービスの人員配置基準|児童指導員・保育士・児発管を解説

著者:くま先生 公開 更新
ホワイトボードを使って職員が打ち合わせをするイメージ
Photo: Centre for Ageing Better / Unsplash
この記事の要点

放課後等デイサービスの人員配置基準を2026年時点の指定基準に沿って解説。定員10名の場合の児童指導員・保育士、児発管、常勤要件、送迎時の注意点まで整理します。

この記事の更新方針:制度・報酬・人員基準など変更される情報は、公的な一次情報を確認しながら更新します。自治体によって取扱いが異なる場合があります。

放課後等デイサービスの人員配置でまず押さえる数字は「利用児童10人以下なら、児童指導員または保育士を2人以上」です。

図で理解
定員10名の基本配置イメージ
2人以上
児童指導員・保育士
うち1人以上は常勤
1人以上
児発管
うち1人以上は専任・常勤
1人
管理者
兼務可否は実態と基準を確認

ただし、これだけ覚えると危険です。常勤要件、児童発達支援管理責任者、機能訓練担当職員や看護職員を含める場合の扱い、加算を取るための追加配置などを分けて考える必要があります。

この記事では、2026年時点の指定基準を基に、一般的な放課後等デイサービスの人員基準を整理します。

基本の人員配置

職種 基本的な基準
児童指導員または保育士 利用児童10人以下:2人以上。10人を超える場合、5人またはその端数が増えるごとに1人追加
児童発達支援管理責任者 1人以上
管理者 事業所運営に必要な管理者を配置
機能訓練担当職員 機能訓練を行う場合に配置
看護職員 医療的ケアを行う場合など、必要に応じて配置

児童指導員・保育士は何人必要?

指定基準では、サービス提供時間帯を通じて専ら支援に当たる児童指導員または保育士について、利用児童数に応じた人数が必要です。

  • 障害児の数が10人まで:2人以上
  • 11~15人:3人以上
  • 16~20人:4人以上
  • 21~25人:5人以上

「10人を超えて5人またはその端数を増すごとに1人追加」という計算です。

最低1人は常勤

児童指導員または保育士のうち、1人以上は常勤である必要があります。

ここで注意したいのは、「2人いればよい」と「シフト上いつでも2人いればよい」は同じ意味ではないことです。サービス提供時間帯を通じて基準を満たせる勤務表になっているかを確認します。

児童発達支援管理責任者は1人以上

児童発達支援管理責任者は1人以上必要で、そのうち1人以上は専任かつ常勤とされています。

児発管は個別支援計画の作成・モニタリングなど事業所運営の中核になるため、開業時には研修修了状況と実務経験を早い段階で確認する必要があります。

機能訓練担当職員や看護職員を人数に含める場合

一定の場合、機能訓練担当職員や看護職員を児童指導員・保育士の合計数に含められます。

ただし、その場合でも合計数の半数以上は児童指導員または保育士であることが基本です。

専門職を採用したからといって、児童指導員・保育士をすべて置き換えられるわけではありません。

定員10名の事業所の例

定員10名で、一般的な放デイを想定すると、基準上の中心は次のようになります。

  • 児童指導員または保育士:2人以上(1人以上常勤)
  • 児童発達支援管理責任者:1人以上(うち1人以上専任・常勤)
  • 管理者:1人

ただし、管理者・児発管等の兼務可否、勤務時間、実際の利用児童数、加算取得、送迎時間などによって必要なシフトは変わります。

「指定基準」と「加算の配置基準」は分ける

人員配置で最も多い混乱が、最低限の指定基準と、加算を取るための追加配置を一緒に考えてしまうことです。

たとえば専門的支援体制加算、児童指導員等加配加算、強度行動障害児支援加算などは、それぞれ別の要件があります。

まず最低基準を満たす。その上で、どの加算を取るかを決め、必要な資格・経験・人数を上乗せする、という順番で設計すると分かりやすくなります。

送迎中の職員を忘れない

実務では、学校や自宅への送迎で職員が事業所を離れる時間があります。

書類上は人数が足りていても、送迎に出た結果、サービス提供時間帯の基準を割るようなシフトは避けなければなりません。

開業時には「職員数」だけでなく、30分単位程度の勤務・送迎シミュレーションまで作ることをおすすめします。

利用定員は原則10人以上

指定放課後等デイサービス事業所の利用定員は原則10人以上です。主として重症心身障害児を通わせる事業所には例外があります。

定員と実利用人数は人員配置・基本報酬・加算の設計に直結するため、開業計画の最初に決めておきます。

人員配置チェックリスト

  • 児童指導員・保育士の必要人数を利用児童数から計算したか
  • 児童指導員・保育士のうち常勤者が1人以上いるか
  • 児発管の実務経験・研修を確認したか
  • 児発管の専任・常勤要件を確認したか
  • 専門職を基準人数に含める場合の「半数以上」の条件を確認したか
  • 送迎中を含めてサービス提供時間帯を満たせるか
  • 取りたい加算の追加配置要件を別途確認したか

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関連ガイド:放課後等デイサービスの人員基準・運営ガイド

まとめ

定員10名の放デイで「児童指導員または保育士2人」という数字は出発点にすぎません。

実際には常勤要件、児発管、送迎、加算、人員の休暇・退職まで含めて考えないと運営が不安定になります。

指定申請時には基準ギリギリではなく、欠勤や送迎があっても回る体制を作っておく方が安全です。


一次情報

くま先生(杉山翔一)

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くま先生(杉山翔一)

放課後等デイサービス・介護デイサービスで10年以上の支援経験。

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くま先生のひとこと

制度だけを見ると難しそうですが、実務ではひとつずつ整理すれば大丈夫です。

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